平成23年第3回定例会 一般質問内容(詳細)

2. 風評被害対策について
  
 (1) 県内周遊観光の振興
伊沢 勝徳

まず,県内周遊観光の振興であります。

東日本大震災や福島第一原発事故の風評被害により,大変落ち込んでいる観光客の回復を図るため,旅行会社などに無料で観光バスを提供し,首都圏や茨城空港の就航先などから,団体客を誘致するため,「いばらき周遊観光促進事業」が,今定例会に提案されております。この機会に新たな周遊観光ルートを設定し,観光客の誘客を図り,疲弊した県内観光地の元気を取り戻して頂きたいと思います。

また,私の地元のことで恐縮ですが,例えば,土浦市と石岡市を結ぶ朝日トンネルが,本年5月に貫通し,来年度,末には供用開始の予定であります。この道路は,交流の促進や霞ヶ浦・筑波山周辺の観光ルートの構築に資するものだと認識しておりますが,供用が開始されてから周遊観光を考えるのではなく,先行的に周遊観光を考えるという発想も重要ではないかと思います。

そこで,県として新たな周遊観光ルートをどのような方針で設定し,県内周遊観光を振興するのか商工労働部長にお伺い致します。

 

商工労働部長
 風評被害対策についてお答えいたします。
 県内周遊観光の振興についてでございます。
 周遊観光は,本県の観光資源を複数組み合わせることによってより一層楽しんでいただけるなど,本県観光の魅力づけになりますことから,これまでもモデルコースを設定し,ホームページでの紹介や旅行会社へのツアー造成の働きかけなどを行ってまいりました。
 新たな周遊観光ルートの設定方針ということでございますが,高速道路の開通や新たな観光施設の整備など,観光を取り巻く環境は常に変化をしておりますので,議員御指摘のとおり,これらの変化を的確にとらえ,変化に先んじた対応を図っていくことが必要であると考えております。
 来年度末に開通予定の朝日トンネルにつきましても,開通により周辺地域の交流や大型バスの通行が容易になり,周遊性が向上するなど,観光面での効果も期待されております。
 具体的には,大温室の改修などのリニューアルを行っているフラワーパークや,地域の食の体験や自転車による里山周遊などの交流拠点として再整備を進めている小町の里を含め,周辺地域の観光資源を活用した周遊ルートでありますとか,県北,県央を訪れた観光客に霞ヶ浦まで足を伸ばしていただくような広域的な周遊ルートの設定など,周遊観光の可能性が広がっていくものと期待をしております。
 このような状況を踏まえ,まずは朝日トンネル周辺の地元自治体などと観光資源の洗い出しやそれを結ぶルートについて話し合いを始めたいと考えております。そして,できるだけ早く当該地域の魅力のある場所,催し物,モデルコースをホームページなどで情報発信するとともに,旅行会社に対しましても情報提供を行ってまいります。
 県といたしましては,まず,県内観光業の風評被害対策に最優先で取り組んでまいりますが,北関東道の全線開通や茨城空港の開港など観光を取り巻く環境が大きく変化しておりますので,これらの効果を十分に活用し,観光資源の魅力向上や新しい周遊観光ルートの開発に取り組み,県内周遊観光の振興に努めてまいります。

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