平成23年第3回定例会 一般質問内容(詳細)

1.東日本大震災を受けて
  
 (3) 災害発生時の学校のアンケート調査結果と今後への活かし方
伊沢 勝徳

次に,災害発生時の学校のアンケート調査結果と今後への活かし方についてお伺い致します。

第2回定例会の予算特別委員会におきまして,私は,「今回の震災に対して,各学校の果たした役割は極めて大きく,児童生徒の安全の確保,避難所としての活動など,さまざまな役割を担っていた。」と申し上げました。また,「貴重な経験を集約し,いざという時の為に,備えを万全にしておくことが大切であることから,各学校にアンケートを実施し,課題の把握と,今後,どう活かしていくのか」そして,「今回の災害において防災マニュアルが十分に活用されていたのか,新たに検討すべき項目はないのかなど検証し,防災マニュアルの充実を図るべき」だと教育長に質問を致しました。

その後,教育庁では,災害発生時,各学校での課題に関するアンケート調査を行って頂いたとのことであります。今後,そのアンケート調査結果をもとに,検証し,防災マニュアルの改定へと進むと思いますが,その際,今回のアンケート調査結果を基に,それを十分に活かし地域の宝である子供たちの安心安全につなげて頂きたいと思います。又,その調査結果を生活環境部など関係各部と情報を共有して頂き,全庁的な活用にも努めて頂きたいと考えます。

そこで,今回,実施した学校へのアンケートの調査結果と今後への活かし方について,教育長にお伺い致します。

 

教育長
  災害発生時の学校のアンケート調査結果と今後への生かし方についてお答えいたします。
 県では,議員の御提案を受け,震災時の学校の状況や今後改善すべき課題等を把握するため,7月に各学校に対しアンケート調査を行い,災害発生時の状況や対応等について回答をいただいたところでございます。
 その結果として,児童生徒の重傷者が1人もいなかったことなどから,教職員の初動対応がおおむね適切に行われたことが確認されたところでございます。
 一方で,通信網が遮断され,子供の避難誘導や引き渡しに時間を要したことや,想定外の規模の地震や津波への対応が不十分であったこと,避難所として学校を開放する際の職員の役割分担が明確でなかったこと,通学路の安全点検をより重視する必要があることなどが,課題として明らかになったところでございます。
 こうしたアンケート調査の結果につきましては,対応策を十分に検討した上で,防災教育の充実などの観点から,県の「学校保健・学校安全管理の手引」の改訂に反映させ,あわせまして各学校の防災マニュアルの見直しに役立ててまいります。
 さらに,この調査結果を生きた教材として教員の研修等にも幅広く活用いたしますとともに,庁内関係部局とも情報を共有し,県の地域防災計画の見直しにも的確に反映されるよう努めてまいります。
 

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