平成23年第3回定例会 一般質問内容(詳細)

3. ドクターヘリについて
  
 (3) 千葉県ドクターヘリとの棲み分け
伊沢勝徳

次に,千葉県ドクターヘリとの棲み分けについてお伺い致します。

県南・鹿行地域は,平成16年7月から千葉県ドクターヘリの共同運行範囲に指定され,現在も運用されております。その間,多くの県民の命を救い,救命率の向上につなげ,生命・身体を守って頂いたことは言うまでもありません。本県独自のドクターヘリの導入や,北関東3県広域連携よりも早くから始まり,歴史もあることから,その蓄積されたノウハウを大いに活用し,これからも県民の生命・身体を守るための活躍を大いに期待しているところでございます。

このような状況から,伺うところによりますと,対象市町村の消防本部につきましては,今までの関係や,基地病院からの距離により,本県ドクターヘリよりも千葉県ドクターヘリに要請する機会が多いということでございます。

本県ドクターヘリが導入されて1年を迎え,ドクターヘリの持つ特性である機動力を活かし,最大の使命である県民の生命・身体を守るための,本県ドクターヘリと千葉県ドクターヘリの棲み分けはどうなっているのか保健福祉部長にお伺い致します。


 

保健福祉部長
 次に,千葉県ドクターヘリとのすみ分けについてでございます。
 千葉県ドクターヘリの共同利用につきましては,平成16年7月の運用開始から本年6月までの7年間に444件の出動件数があるなど,鹿行地域と稲敷地域における救急医療の向上に大きく寄与してまいりました。
 一方,本県のドクターヘリ導入後における共同利用対象消防本部の1年間の実績につきましては,稲敷広域消防本部は本県ドクターヘリの出動が7件に対し千葉県が47件,鹿島地方消防本部では本県が13件,千葉県が38件,鹿行広域消防本部は本県が28件,千葉県が13件と,救急現場と基地病院との距離を考慮に入れて,どちらの県のドクターヘリを要請するか選択しているものと考えられます。
 お尋ねのすみ分けにつきましては,地域の状況に精通した地元の消防機関が,患者の状態や発生場所などを考慮してどちらの県のドクターヘリを要請するかを選択することにより,その効果を最大限に発揮できると思われますので,特別な条件を設けることなく,いずれのドクターヘリの要請も可能なものとしているところでございます。
 県といたしましては,これまでの経緯を踏まえて,当面,現在の体制を維持してまいりたいと考えております。

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