平成23年第3回定例会 一般質問内容(詳細)

3. ドクターヘリについて
  
 (2)  北関東3県広域連携の実績及び課題
伊沢 勝徳

次に,北関東3県広域連携の実績及び課題についてお伺い致します。

北関東3県のドクターヘリ広域連携が7月から始まりました。お互いの基地病院から半径50km圏内が出動範囲とのことでございますが,本県の県西地域を中心とする広域連携の対象市町村については,本県ドクターヘリに出動要請が重なり出動できない場合,栃木県ドクターヘリに出動要請をすることができるという選択肢が広がり,県民の生命身体を守るという最大の使命から考えますと非常に有効な事だと思います。

また,今月,この「北関東3県ドクターヘリ広域連携事業」が,全国知事会が運営する「先進政策バンク」に登録されている2,325件の先進的な政策の中で,保健福祉・少子高齢化分野の優秀政策に選定されたとのことであり,関係の皆様の御尽力に敬意を表しますと共にお祝いを申し上げる次第でございます。引き続き,県民の生命・身体を守るためのご活躍をお願いいたします。

そこで,これまでの北関東3県の広域連携の活動実績と,広域連携によって浮かび上がった課題について,保健福祉部長にお伺い致します。

 

保健福祉部長
 次に,北関東3県広域連携の実績及び課題についてでございます。
 まず,広域連携の実績でございます。
 7月1日の運用開始から約2カ月半を経過したところでございますが,栃木県ドクターヘリの本県への出動は,これまで4件の実績がありました。これらの事案は,常陸大宮市と筑西広域消防本部の管内で発生した脳疾患や外傷の重症患者で,緊急の処置を必要とするものでありましたが,本県のドクターヘリが他の事案に対応中であったため,両方の消防本部とも,栃木県ドクターヘリに速やかに出動を要請し,早期の救命処置が行われたものであります。現在では,いずれの患者も搬送された病院を退院するなど,広域連携の成果があらわれたものでございます。
 また,本県ドクターヘリは,栃木県内での2件の重複要請の事案に対して出動実績がございます。
 このように,これまで困難であった重複要請の事案に対しても対応可能となりましたので,両県の救命率の向上が一層図られるものと考えております。
 一方,広域連携はいまだスタートしたばかりで実績が少ないことから,現段階では課題について評価することが難しい状況にあります。
 今後,実績を積み重ねる中で課題が出てくるものと思われますので,栃木県との連携を図りながら,事後検証などを行うことによって,広域連携がより円滑に実施できるよう取り組んでまいります。
 

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